あああれはまるで

屋根の上の鳳凰は烏みたいだ。

という溝口くんの台詞を聞いた次の日に、会社の廊下の窓から見えた、向かいにある小さな倉庫の屋根の天辺に、ちょうどカラスが止まっていて、ちょっとテンションが上がりました、こんばんは。


いやぁ難しい舞台ではありましたが、金閣寺は良い舞台だったな〜と日が経つに連れて思います。


リピートするには重いけど、もう少しじっくり観たい気もする不思議な魅力がありました。


一応たたみます。



亜門さんの舞台は初めてでしたが、私もミュージカルのイメージがありました。だからなのか、ちょっと体で表現的な所があったり、あの金閣寺の精?の使い方とか、ちょっと変わってましたよね。

私的に、照明の使い方が好きでした。
あの一つのセットを、照明と、簡単な大道具だけで、いくつもの空間を作り上げるのは、とても興味深かったです。


あと、台詞量が思ったほど多くなかったのが救いかな(笑)
もう前回は台詞量が半端なくて、頭に全部入ってくるだけで疲れちゃいましたが、その辺は見やすかった♪


前半は溝口と鶴川(字間違ってそう)の恋愛にでも発展しちゃうのかしらという感じでしたが、同じ心に闇を抱える者同士の共感だったのかな。

しかしこの二人は可愛かった。鶴川が出てくるだけで、舞台の空気も軽くなった気がしましたし、2幕の登場人物の回想シーンで、溝口が鶴川だけに話しかけたのも印象的でした。それだけ溝口は愛に飢えていたんだな〜。

自分の息子が吃りだからって母さんがな〜ほんとムカついた(笑)


そしてやはり剛ちゃんの演技は素晴らしい。あの劇場冊子のインタビュー。実際の舞台のセットに立つと見えてくることがあるなんて、北島マヤみたいな事言ってて、心拍数あがりましたが、一体どんな景色が剛ちゃんには見えているんでしょうね。


うぇっ絞まりないまま終了(笑)